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近くて遠いダビデの星

pilgrimage.jpg

9月1日。シリア-イスラエル間の国境が開きました。
こう聞くと、ちょっとここらに興味のある人は「うそだー!」って言うでしょうけど。確かに年に数回あるかないかの出来事です。しかも誰でも通れるってワケではありません。

シリアは第3次中東戦争でゴラン高原をイスラエルに占領され、その時にシリアより切り離された村があります。そしてイスラエル側の村のほとんどのシリア人はイスラエル市民権の取得を拒否しています。もちろん学生などが大学に進学を希望してもイスラエル側の学校には行けません。また、その村の人々の中にはシリアへの巡礼を希望する人々もいます。

このような状況の中始まったのがこの処置。シリアへの大学入学希望者と、巡礼希望者のためにICRC(赤十字国際委員会)が音頭をとって彼らを一時的にシリアへ来られるようにしているのです。上の、写真の向こう側からやってくるのがイスラエル在住のシリア人たち。
シリアは向こうからやって来る学生には大学教育をタダで提供しているようです。まぁ恐らく人道的と言うよりは政治的な配慮でしょうね。

今年は約500人(学生は60人程度。でも数字が記事によって違う・・・なぜだ?)が国境を越えました。
学生は卒業するまでシリアで生活(途中イスラエル側の家へ帰省できるらしい)、巡礼者は3日間の巡礼です。ダマスカス郊外のハビルモスクに行くようです。

flag.jpg

シリア国境から300mほど先にはイスラエル。黄色いゲートと、はためく青と白の国旗。その中心にはダビデの星。
自分にとってあの旗は・・・複雑な気持ちを起こすとしか言えませんね。

まぁとにかく、こういった措置は続くと良いですね。UNDOF(ゴラン高原のPKO部隊)が管理するちょっとした緊張の中にも和やかさと喜びの雰囲気がありました。もちろん、そもそも国境ってのは問題なく好きな時に越えられるのが当たり前なんだけど。当分無理だろうな・・・
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