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君のゴランの向こう側

ゴラン高原・・・第3次中東戦争でシリアがイスラエルにより占領され、次の4次戦争でちょっとだけ取り返したものの、現在もイスラエルの占領下となっている国際的にはシリア領な場所。UNDOFという国連より派遣されている部隊が展開をしている場所でもあります。日本の自衛隊も後方支援として駐留しています。叫びの丘というのは有名で、占領により分断されたシリアの村、そしてそこにすむ分断された家族などが、拡声器を使い歩けば5分でつきそうな距離で叫びあい、お互いを確かめ合う場所。隊員の頃、毎年2回ほど自衛隊の方々がスタディーツアーを企画してくださり、在シリア日本人を案内してくださったのです。ゴランは我々にとっても踏み入れられないシリアでした。

さて。
現在そのゴランの向こう側の国にいる俺がいそいそと町を歩き、いつものように酒屋にいくとあるものを見つけてしまった。
IMG_8266.jpg

こいつである。
別に普通のワイン?と思いきや拡大写真がこいつ。

IMG_8270.jpg

そこにはくっきりと『GOLAN』の文字が!!そうこれは『イスラエル産ゴランワイン』。確かにシリアにいた頃もゴランに近いクネイトラのあたりはブドウで有名だった。ゴランはもうしっかりと利用されてます。

調べてみると占領されているゴランには沢山のワイナリーがあるらしい。
Golan Heights Winery
こんなウェブサイトまである。(シリアにいる皆さん。ドメインが『il』なのでそこでは開けないと思いますけどあしからず)。
シリア滞在中のこのページが開けない人のために一部画像引用。

golanmap080926.jpg

この黒いサークルは俺が大体で入れたのだけれど、このサークル内の土地はシリア領なのですよ!!地図を見ると分かるように、占領地のしかもシリアとの現在の国境に近いほうにワイナリーが沢山!!黒いマークは全部ワイナリーです。

ゴランにキブツやモシャブといった農場みたいなものが作られているのは聞いていました。しかしここまで大々的にワイン生産の大拠点となっているとは・・・

実はこのワイン、すでに先日ヨルダンで会った2人のシリア関係者には寄贈済み。そして今日俺が買ったので3本目・・・買ってはいけないか!!??倫理的に、道徳的に!!??それとも痛みを感じながらせめて我々の手で飲み干してやるべきか!!??

シリアから見たゴランの向こう側。もう全然シリアじゃないようです。
ワインの赤が血に見えるわ・・・
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帰りました

昨日、ヨルダンよりエルサレムへ帰ってきました。4日ほどの滞在でしたけど、元シリアの調整員Mさんや隊員のSさんや今のクラスメートKと会うことが出来たし、みなでイングリッシュパブで久々にモダンな気分を味わえたりで最高でした(アーニセMさん。奢ってもらい感謝感謝!!)。お土産に持って行った『イスラエル産』の『Golan』というワインも喜んでもらえたようで。これはシリアにいた人ならばワインに秘められた特別な思いが分かるはずです。
結局滞在中はクラスメートの家にずっとお世話になり、久々にケロロなども見たりして。。。ケロゲロリ。
来月、インターンが終わってから再度ヨルダン訪問できる、というか飛行機がヨルダンからなので行かなければ行けないのだけれど、楽しみだわ~~。

ヨルダンはシリアより物価が高くて、さらに1ヨルダンディナールが1ドルよりも高いので、数字が小さくてすぐ買っちゃうのだけれど実際は結構な値段がしており、お金使いました・・・でもこっちではちょっと高くて手が出なかった牛肉を沢山食べましたよ~。(なんか書いていて寂しい・・・)

イスラエルのイミグレでは予想通り待ちました。同じ質問を何度もされ、待ちに待って6時間半。俺のために仮眠室でも用意して欲しかったもんです。今回一番のあほ質問は『お前の家族にアラブ人はいるか?』でした。
2時間ほど待っていたイギリス人は『お前はイギリス人じゃないだろう。嘘をついている。英語の発音がイギリス発音ではない』と言われたそうです。飽きれてました。それにしてもどういうつもりでこういうこと言ったんでしょうね?暗に「お前のパスポートは偽物」と言いたかったのか、それとも「お前はイギリス生まれではなく移民だろ」と言いたかったのか。もしも後者であって、彼をイギリス人でないとするのであれば、イスラエルの人なんて結構な確率でイスラエル人ではないのに。。。イミグレでも他の同僚と英語で話しているアメリカ系ユダヤ人の移民1世と見られる職員の男性が、並ばされてブツクサ行ってる団体さんをなだめていたけど、彼のような人はイスラエル人ではないのでしょうか??もー矛盾です。

まぁとにかく、入国拒否されないでよかった。

明日からヨルダン

4日ほど前にガザからエルサレムに帰ってきました。色々書きたいことはあるのだけれど、ここ最近忙しすぎてその暇もなく。だからなんとなくお知らせのみ。

今回のインターンは3ヶ月の観光ビザで入ったので、今週の18日に切れてしまいます。そこでヨルダンに5日ほど出国してまたここに帰ってきて残りのインターンをすることに。
年末年始にシリアへの通り道としては通ったけど、泊まるのは2年ぶりか??シリアでお世話になった人たちにも会えるし、ヨルダンで同じようにインターンしているクラスメートにも会えるし今から楽しみです。まぁ大学・インターン先へのレポートをいくつか抱えているのでメインはPCとにらめっこになりそうですけど。

そんじゃ、明日から行ってきます。朝6時15分出発だ。はぇ~~

盲点

ちょっと考えてみりゃー当たり前なのだけれど、食べられない飲めないこのオフィスでの状況下では、パレスチナ人のみならず、俺の集中力も落ちることに気がついたのだよ。いやーー灯台下暗し。何かおかしいなぁとは思ってたんだよね~~。
カロリーが欲しいっす。甘い物が食べたいよ。。。休憩をとっても何も口に出来ないというのはやっぱ不満である。

もうさっきから頭の中は帰ってから何を食べようかしか考えてない。第一候補はカレーそば。確かかなり昔に作ったカレーの残りがまだ冷凍庫にあるはず。。。

そーいえば、来週の今頃はエルサレムへの帰路の途中だな・・・あと1週間か~~。名残惜しいかと思ったらやっぱビール飲みたい思いのほうが断然上だわ。物質文明から抜け出せない、かわいい俺である。

夏時間の終わりとラマダンの始まり

ガザは一昨日あたりに夏時間が終わりました(西岸は今日から)。なので日本との時差は7時間。こちらが正午の時に日本は午後7時です。ただエルサレムはイスラエル時間で動くらしいので10月5日まで夏時間が継続されるそうな。超面倒です。
これまで染み付いてきた生活のリズムというのは中々抜けず、これまで6時20分ごろ起きていたのを引きずって、今日も見事に勝手に5時20分に目が覚めました。。。まぁまた寝たけど。

ラマダンといえば、、、というほどの物ではないけれど、日の出前に太鼓を叩いてまわる人が現れます。ラマダンは日の出から日の入り(正確には星が2つか3つ見えるまでと聞いたことがある、でも違うかも)まで水分や食物の摂取をしないことは良く知られています。なので人々は日の出前に起きてご飯を食べておくのです。そしてこの日の出前に起きる人のためにこの太鼓たたきはいます。確かサッハラティーとかいう名前です。今日は夢の中で太鼓の音を聞いたような聞かなかったような・・・

まぁとりあえず、今日から約1ヶ月、ここの人々の昼間の仕事効率とかやる気とかそういったものは落ちます。中には「ラマダンの時こそイフタール(日の入り後の食事)まできちんと働きたい」なんて人も過去にシリアで1人だけ会ったことありますけど、ほぼすべての機関が仕事時間を短縮するところからも分かるように、仕事という面では活動はスローです。
でも、世界中のムスリムと一緒にラマダンをして連帯感を強めるとか、神様を近くに感じるとか、自分の信仰を確認するとかよく言われるように、仕事なんて人の第一優先事項でなくて全く良く、こういった価値を大事にするということはとてもすばらしいことだと思うので全く不満はないのです。

ただ・・・

やはり異教徒の外国人としてちょいと肩身の狭いのは事実。職場でお茶を飲むのも遠慮するし。もちろん俺には関係ないので飲んで良いし食べても良いとは言われるんだけどね~~。
あーーいつも帰りがけに外で買ってるフローズンレモンみたいなのとかもないんだろうなぁ~~。早く帰ってご飯食べたい!!
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