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壊れた!!

困る。電話線が壊れた。電話局に行ってお金が払われていることも確認したし、電話線ははずして人のうちで使わせてもらったら動いた。ちなみに今はその人のうちで書いてます。残る可能性はただ一つ。『壁に埋め込まれた電話線に何かしらの問題』もしくは『電柱から家までの電話線に何かしらの問題』のどちらか。どちらにしても超面倒なことになったのは必至である。あぁぁぁついてないなぁ~
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これでいいのか!?アレッポ市!

俺が住むアレッポには公園が沢山あります。それを管轄するのが公園局。ダマスカスでもアレッポでも公園でアクティビティーをすることも結構あり、いつもお世話になっています。公園局と言うと敷居が高そうだけどフツーに訪ねてフツーに局長とかに会えたりする。

さてアレッポでも一番大きいかもしれない公共公園。公園局のオフィスもこの公園内にあるのだが、公園の壁の周りはこんな看板がかかってます。

haiji.jpg

どこからどう見ても『アルプスの少女ハイジ』です。
アルプスの少女ハイジと言えばクララ、ペーター、ヨーゼフ、おじいさん(名前あるのか?)などの西洋風な登場人物の名前に混じってなぜかこの写真の羊は『ユキちゃん』らしいのだが今日はそれが問題ではない。

上の写真の看板の右上に小さくアラビア語で何か書いてあるのが分かるだろうか?

aleppocouncil.jpg

『マジュリス・マディーネット・ハラブ ムディーリーエット・アルハダーエク』と読む。大体で訳すと『アレッポ市議会 地方公園局』となる。
そしてこれは「あーーアニメキャラクターを使って宣伝か~」なんてほのぼのしたものでは無い。この看板、明らかにコピーであり、明らかに著作権を侵害している。言うなれば東京都庁がドラゴンボールの孫悟空の看板を使い『オラにみんなの元気を分けてくれ!!東京都庁』とかやっているようなもんである。無許可で。
最近、こういったものにイチイチ突込みを入れるのも馬鹿らしくなってきたのだが特にこの看板、節操が無くて許せん。

americancartoon.jpg

おめーらアメリカ嫌いじゃないのかよ!!テロ支援国家とか言われてんぞ!!
もっとプライドを持って欲しいもんだ。

いちまん

書き始めてから1年と3ヶ月。いつの間にか延べ10000人の方にブログを見ていただいたようです。駄文ばかりなのに・・・ありがとうございます。昔の記事を見て「あっ、俺って成長してない?」と悲しくなりました。むしろ日本語が前よりも甘くなってきているようです。困ります。
シリア滞在も残すところ4ヵ月半。このまま帰るわけにはいかないような状況ですのでもう少しもがいてみようと思います。まぁこれからも気分で更新しますので末永くよろしくお願いいたします。

考えすぎる人は死ぬ

「日本は技術がすごいよな!世界でナンバー1だ!!中国製は安いけど質が良くない。同じものを買っても日本製のほうが10倍持つ。この車も古いけど日本製だから大丈夫なんだ。」

前回に続き、またタクシーの運ちゃん編。こんなこともよく言われます。それにしても何百回とタクシーに乗ったけど本当に申し合わせた様に同じ事を聞いてくるこの人たちって一体なんなんだろう?今回はこの問いの答えになるかもしれないけどちょっと悲しいというか情けないお話。

彼らは中国製品の質が悪いという。しかしシリア製に比べれば万倍はいいし、俺達が使ってる電子機器なんかは会社は日本でも作ってるのは中国、って場合も多い。正直「お前達に中国製品を馬鹿にされたくないよ」と思ってしまう。なのでこの前「中国製の車を悪いというけど、シリアの車はどうなの?」って言ってみた。

「シリアは車は作っていない。作ってはいけないんだ。」

実は作ってないとは思ってた。でも『作ってはいけない』とはどういうことだ?彼はこう続けたのさ。
「シリアでは昔から考えすぎることはいけない事なんだ。考えすぎる人間は殺されてしまう。ある一定の限界を超えて考えてはいけないんだ。だから俺達は車も飛行機も電車もなんにも作らない。そういうものを作るのはヨーロッパとか日本とか頭のいい国の仕事。俺達はその古くなったのを貰って使って直せさえすればいい。」

おうっ・・・何ていうかすごい後ろ向きだと感じたのは俺だけだろうか?確かにこの国は例えば車なんかは日本の中古車、しかもホントに20年以上前の中古車が普通に走ってる。メーターとかは全然動かないとかドアが内側からは開かないとか日本の車検では到底通らなそうな車もたくさんあるけど。それでも壊れては直しを繰り返し結構走ってるのだ。

俺の仕事は環境教育だからこういう機械系は関係ないけど、それでも本当にシリア人の心底に流れているメンタリティーがこんな感じだったら俺達ボランティアが何言ったって無駄なんじゃないのか?と思ったりもする。
シリアのハーフェズ・アサド前大統領時代の厳しい情報統制や思想統制は有名な話。現在の2代目、バッシャール・アサド大統領になってかなり緩和されたようだけどやっぱり独裁政権って人を育てないのかな~?
彼の話が本当だったら今俺がやってること無駄じゃん!!だって要するに「あんたたち市民が環境意識を持って考えて動けば社会も政府も動かせる」って言ってるんだもん。てことは俺は彼らに「死ね」って言ってるのか?

あぁ・・・こんな事は否定したいのだが後から後へと「シリア人は考えてない」を裏付ける彼らの行動が思う浮かんでくる・・・だってさー公園にマイクとスピーカーだけ持ってって「電気が無い!!」って騒ぐんだよ、アンケートをしようって言い出して誰もアンケート用紙をコピーしてこないんだよ、何とか用意していざアンケートをするぞっ、解散!!ってときになって「あんた達ペン持ってるの?」って聞いて初めてペンを探し出すんだよ・・・なんで15人もいて誰一人気が付かない・・・別に持ってこなかった事を責めはしないよ、でもせめて気が付こうよ、自分がペンを持っていないって!!アンケートしてもらうには必要でしょ!?なんで!?マジでなんで!!?

やっぱり考えてるレベルの限界があるのかな?だからそれ以上の事は誰も考え付かないのかな?そのレベルが高ければまだいいけど、これってどーなの?だって3分後の未来が見えて無いじゃん!!
本当はこんなじゃないよね?本当にこうだと困るんです。我々、ここにいる意味なくなっちゃうんです。

愛はお金で買える

シリアではタクシーに良く乗ります。日本に比べれば破格値です。初乗りが9円くらい。大体15分くらい乗ると80円くらいになる。なのでよく職場までの移動に使ってます。ラクチンです。

でも面倒なことが一つ。8割方話しかけられるのです。気の良い俺はそれを無視することが出来ません。しかも話しかけられるのは同じことばかり。「どこから来たのか?」「シリアで何してるのか?」「結婚してるのか?」「シリアと日本はどちらはいいか?」「シリアの印象は?」「ブルース・リーとジャッキー・チェンは日本人か?」が有名どころ。毎日毎日同じ会話をするのは飽きるし気分的に話したくないときに話されてもねぇ・・・

ただたまにすごい盛り上がることもある。今日はそんなお話。
この前乗ったタクシーの運ちゃんにいつものように「結婚してるのか?」と聞かれた。「独身だよ」と言うと「俺は最近婚約した」と言うではないか。なので「おめでとう」と言ったのさ。そしたらあんまり表情が冴えない感じで『別にそうでもないさ』って雰囲気。「うれしくないの」と聞くと「日本では婚約する時や結婚する時に俺達みたいにお金を払うか?」と聞かれました。あぁーなるほどね。

シリアでは婚約や結婚の時に男側が女側にお金を払います。いくらかは決まってないみたいだけれど、今まで聞いた話では結婚時に払うお金は50万から100万円。シリアの公務員の最低賃金が1万3000円ほどなこの国でどうやってこんなお金を捻出するのか未だに分かりません。この運ちゃんは(自分で言うには)婚約のために20万円ほど支払ったようです。そして結婚時にはさらにお金を払う。

彼はさらに続けて「お前は結婚から何を獲ると思う?」なんて聞いてきました。なんか哲学的じゃない?冗談っぽく「愛でしょ!」って答えたら、「シリアではお金が愛になるんだよ」だって。
俺はこういうちょっとネガティブな発言が大好物。なので一押ししてみた。「彼女の事好きじゃないのか?」と。「好きだよ、好きだけどお金を払わなければ彼女は俺を好きにはならない。もし愛が欲しいならまずお金を払うことだ」だって。あぁなんかこの話いい感じに生々しい。
そして彼はさらに続けるのだ、「貧乏人は本当の愛を知っている」と。

「貧乏な2人の間では結婚の時にお金が払われない。だけど2人の間には愛があって結婚するんだ。それに男が貧乏でなくて女が貧乏の場合も愛があればお金が無くても結婚できる。男は最終的に払うかもしれないけど、女の方は結婚の時にお金を期待していない。でも女の方が貧乏ではなくて男が貧乏な場合は絶対に結婚できない。女はお金を求めるし、男はお金を払えないから。
だからもしお前がシリア人と結婚したい時は、貧乏じゃない女にお金を払うか、貧乏な女を愛するか。そうすればその人は日本までついて来るよ。」

上記の事はあくまで彼の意見であってシリア全体の意見ではないのだろうが、聞いたままを書いているのでご了承ください。

思ったことが一つ。ここまで言う彼にとってこの婚約は幸せではないのじゃないだろうか?まぁなんで彼にこんな風に言わせるのかはちょっと分かる気がするけど。これは最終的にシリア社会全体にまつわるお話。社会的風潮が女性を姫にしているんですよ、この国は。こういうと聞こえはいいかもしれないけど、言い方を変えれば女性の自主性を必要としない社会、つまり女性の自主性が尊重されない社会。社会全体が『女性が思考する』ということを奪っています。
だからと言って「イスラムの国では女性の権利が抑圧されています。その象徴がヒジャーブ(髪を隠すのに女性がつけている布)です!!」というどっかの国のようなバカな考えにはならないけど。ところ変われば社会も変わるのが当たり前で、この社会を『女性を抑圧する社会』とみるか『女性を大事にする社会』と見るかは当人次第。まぁ例に漏れず何かあれば「シリアでは女性が抑圧されている」って言うシリア人女性もいるけど、その人は姫のように行動してたりする。
自分達の住みたい社会は自分達で少しずつ作っていけばいい。そうしないと適応できないしね。他国の女性がイスラムの国にやってきて男性の女性への優しさにびっくりして恋に落ちて結婚するという話は結構あるし。しかし日本から来た俺にとってはちょっとこの姫ぶりには困る時もあるけど。
まぁとにかくこんな感じのシリアでは基本が『男は外、女は内』なので女性がいざと言うとき(夫が外に他の女を作って家にお金を入れてくれないとかは結構ある)に頼れるのはお金なのでしょう。

タクシーから降りる時に「あなたの新しい生活がいいものになるように願ってるよ」って言ったら「インシャッラー」だって。そうそう!この世はみんな『神のみぞ知る』だ!どーにでもなれー!!

倹約宣言

お金が無い。月々貰っている生活費では足りなくなっている。アレッポに引っ越すまでは毎月貯まってたのに最近は減るばかり。
理由は簡単。自分でも分かっている。『通信費と食費が高い』のだ。
通信費とは俺の場合ネット代と携帯代。ネット代は毎月の生活費の5%、携帯代が20%はかかってる。そして食費が75%はかかってる。はいこれでもう100%。他に交通費とか光熱費とか雑貨とか・・・ここ半年で買った洋服は1着です。
俺は基本的に食事は自炊。ここで言う食費とは『食材費』のことです。高級品の海産物ガンガン買うし、ダマスカスに上がれば高い日本食材買っちゃうし。

今思い返せば、この金銭感覚の狂いは今年の初めにギリシャに行ったことから始まってる。シリアは物価が安いので買いたいものをあまり我慢せずに買えてしまい、その感覚のままギリシャへ行ったのだ。そのギリシャでシリアではそれまで高かったのであまり手を出さなかった食べ物に手を出し、味を占め、その感覚をシリアに持って帰ってきてしまった。

今ホントにやばいんですよ。生活費は3ヶ月ずつ振り込まれるんだけど、このままでは無事に新年を迎えられるか微妙です。まぁいざとなればカードもあるし、そもそも日本から持って来てJICAの金庫に預けているお金もあるし・・・っていうのがイカンイカン!!

なのでワタクシここに宣言します。カードは使わない、金庫のお金にも手をつけない。きちんとやりくりする為に『倹約』いたします。要するに食費を少し節約するというこっちゃ。通信費は残念ながら必要なんです。
村に住み、生活費の半分ほどしか使わない隊員がいる中、なんともレベルの低い宣言なのだが、ストレスをおいしいものを食べることで発散できる俺にはこのくらいが精一杯。ご容赦くださいませ。
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