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家なき子

最近書いていなかったことがある。
『シリアでの活動』のこと。
別に何にもしていないんじゃない。はっきり言ってめちゃくちゃ忙しい。現在やっていることは主に2つ。大学生を組織して環境クラブを作る事と、ある公園の清掃活動を月1回、市民参加で継続的に行うことである。今日も大学生との会議のためシリア北部アレッポへ来ています。
でも何がつらいかって。。。お忘れの方も多いかもしれないが俺の任地はシリア中部のホムスの村。でも去年9月から多くて月1回、ここ2ヶ月はまだ1度も帰ってません。要するに我が家にいる時間が限りなく無い。仕事が無いんです、村には。

配属先の村落開発NGO『FIRDOS』は自分が配属された時からそもそもの要請内容にあった環境教育へは消極的だった。相方と自分の要請がJICAへ出されてから俺たちが実際配属されるまでの1年の間にシリア人からドイツ人にボスが変わり、NGOのニーズも変わっていたのです。それでも最初のうちは新しいドイツ人ボスの元、NGOの組織再構築に付き合ってきました。村の委員会の選挙だとか今までFIRDOSがやったプロジェクトの調査だとか・・・自分の中でも必要だと感じていたからです。そして新しい組織作りが終わりを迎えると共にまたボスがフランス人に変わりました。そして打ち出された方針は『FIRDOSは環境に手を出さない』です。

昔、シリア人ボスの時代、FIRDOSは何でもかんでも手を出そうとする組織だったようです。話すだけなら「この組織は色んな事考えてえらいなー」って思いますけど、これは必ずしも良くない。ある意味組織としての方針がきちんと決まっていないってことですから。大体若い組織がこういう傾向に陥りやすく実際は何一つ満足に出来ていない。
んで、そのシリア人ボス時期に出されたJICAへの要請が『環境教育』だったんでしょう。んで、最終的に切られたわけです。

ただドイツ人ボスの時はまだ「自分たちでやるなら進めて行ってもいい」という感じだった。そこで『大学生による子どもへの環境教育』をテーマに大学生を集めて組織し、ミーティングやワークショップを重ねました。その途上でボスはフランス人に変わってました。

ある日、いよいよ村落部へ大学生を連れてテスト的に環境教育をしてもらおうとした段階。FIRDOSへFIRDOSが対象としている村へ訪問したい旨を伝えました。すると「FIRDOSには今、環境に関する方針は何も無いのに勝手にそんなプログラムを作るなんて許容できません。そもそも村落部での環境教育が必要だとする調査もしてないのに。FIRDOSの名を使って環境教育をすることは絶対に許可できなません。」とな。いやーーーもう100%のすれ違い。
言わせてもらえばまず前ボスは自分たちで考えるなら進めていいって言ってたし、そもそも環境教育隊員をJICAへ要請したのはFIRDOSです。必要だから呼ばれたのだろうにそれを証拠付ける調査が無いと俺たちを責めるのか?

まぁ言うなれば再構築を果たしたFIRDOSの過去の負の遺産の一つが『環境教育』だったということなんでしょう。これはもうどうしようもない。本当にFIRDOSがこれからいい仕事をするかは知らないが、今のところFIRDOSはやることを絞り、組織としては望まれるべき形となったのだろうから。

まぁ簡単に言っても長くなったが状況はこんな感じ。もーFIRDOSにはいられません。というわけで新しい配属先と家をアレッポで探してます。そもそも環境教育での配属先なんて数えるほどもないんだけど・・・まーどーにかなるかなー?早く帰れる家が欲しいよー
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ババンババンバンバン

RIMG0038-s.jpg

隊員旅行で温泉へ行きました。シリアにも温泉があるんですよ。首都ダマスカスから1時間ほど南へ。
久々の湯ぶね!!やっぱホッとしますわ。ビール飲んだりしてリラックス。
さらにマッサージもしてもらいました。オリーブオイルを体に塗りたくられ、時に痛く時にくすぐったく。でも概ね快適。驚いたのが足から出る“アカ”ですね。くるぶしの下をさすられてる時にボロボロ出てました。ちょっと快感なくらいに。

心はくすんだままだけど体は綺麗になりました。軽くなった体でこれからもあがいてみます。

カーネル現る

KFCsyria.jpg

ついにこの時がやってきた。
ケンタッキーフライドチキン(以下KFC)のオープン。このバリバリのアメリカ資本がついにシリアにもやってきたのだ。
実はもーーーかなり前から店は出来てた。いつだったかは忘れたけど恐らく最低でも3ヶ月前には出来てた。でも全然オープンしないので「あーやっぱ許可とかおりないんじゃないの?」って言ってたんです。

そしたら年明け。ギリシャから帰ると店は大盛況。シリア人も普段からアメリカを敵対視してるくせに結構節操無いな・・・とか思いました。まぁペプシもコーラも大人気だしね、この国。

chickenset.jpg

正直値段は高いです。チキンバーガーセットが大体350円くらい。そしてそれほどおいしくない。まぁここら辺は結構金持ちエリアだからここいらの人たちが買うんでしょう。

ただ一つ、あーやっぱり違うなーと思うのは、カウンターの店員が女性であるということ。この国ではかなり稀です。大体どこのレストランもサンドイッチ屋さんも男しか働いてない。新しくて高いカフェではたまに女性も働いてる時もあるけど、一応ファーストフードの部類に入るこの店で女性が働いているというのは革新的だと思います。こーやって外国資本が入ってこないと女性がこういう場所で働くことが出来ないのかな?とちょっと残念に思う瞬間。

そんなKFCに最近逆風が吹きました。
大使館からの情報によると「アメリカ製品にボイコットする国際委員会」を名乗る組織が抗議、閉店を求めているというのです。
本当に『国際』委員会かどうかはかなり怪しいものがありますが、たまに、割れたコーラの缶の中にダビデの星(イスラエルの国旗に書かれているやつ)が書かれているポスターで「コーラを買うのはやめよう」みたないのも見かけたことがあったけど、もしかしたら同じ組織かもしれません。

この抗議があった次の日。若干客入りが悪かったように思います。さてさて。この先KFCの運命は!?

それでもやっぱり・・・(ギリシャ編最終回)

更新久々です。ギリシャ編最終回。

知っての通りギリシャは見所の宝庫。。。というほどでもないけど結構いい感じ。昔トルコ辺りにいた頃、「ギリシャはつまんなかったよ」って聞いてたのであんまり期待はしてなかった。けど、開けてビックリ!いいじゃん!

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まずはベタにパルテノン神殿。青空を背にするとかなり映える。しかもここに行き着くまでの道がまた良かった。家がひしめく小道に小さい手作りの看板。『アクロポリス』とあります。どうやらメインの道ではないようだったので人もおらず猫が悠々と数匹歩いてました。

monestry.jpg

そして今回のお気に入り。メテオラの修道院。ものすごい高い岩山の上に修道院がいくつもあるところなのだがこれまた晴れて雲もうまい具合にかかって溜め息出ました。なんかこう・・・久々に落ち着いたんですよ。うまい具合にいえないけど。色々な修道院を歩いて周り、結局7時間も歩き回った。そして冬の冷たい空気と晴れた空が思わせます。『あーー帰りたくネェー』と。

1週間とは早いもの。気が付けば帰りの空港。せめてシリアの空港に着くまではギリシャ気分でいたかったのに、俺の飛行機はシリア航空。アテネの空港で既にシリア人の中に混じる俺。
搭乗券を貰う列の中。『シィーニー・シィーニー(中国人だ。中国人だ)』という小声多数。何万回聞いたか、この言葉。ウゼェ。
しかもシリア人。搭乗手続きが遅すぎる!!しかも並ばない。大体1人に付き大きなバック4つ持ってるし。誇張無しに1人大体100キロくらいありそう。アラブ人全体的に言える事だが旅行時や仕事時の移動に荷物を持ち過ぎ。『荷造り』という言葉はここにはない。結局待ちきれず、言って手続きを先に済ませてもらった。
そして夜9時半発のはずの飛行機。出発しねぇ・・・半分くらいが時間通りにまだ来ない。有り得ない事にシリア航空は待つ。ひたすら待つ。結局1時間の遅れ。機内で待ってる時も大声で話しまくるシリア人。しかもここで俺がアラビア語を少しでも話そうものなら、ギリシャからの2時間の飛行機は居心地最悪になること間違いない。もーーイライラだった。
そしてシリアの空港。出口を見てまた溜め息。人、人、人。アラブでは結構みんなで迎えに来る。待ちきれない一部が入ってはいけないところまで入ってくる。出口が完璧にふさがってる。職員の助けをかり、人ごみを掻き分け。そしてまた小声で『シィーニー・シィーニー』。
んで次。タクシー。当たり前だが吹っ掛けてくる。何が「オッケー・オッケー」だ。お前がゆーな、意味分からん。最初は英語だったけど、もー無理だからアラビア語で一言「高い、他のに乗る。」。そしたら「前の飛行機が8時に来てその客を送って9時半に空港に戻ってきた。今は12時半だから俺は3時間待った。だからこの値段だ」だとさ・・・・知るか!!このアホ!!

たった1週間のギリシャの旅で、今までのシリア生活でむかつかせられる事がさらに際立って見えてしまった。コレを読んでくれている皆さんが思っているよりも俺はシリアを嫌いになったのです。正直自分でも当惑するくらいに。

でも次の日。バス乗り場へのタクシーにて「お前はシリアへのお客さんだ。お金は要らないよ」って言われたり、バス乗り場で切符を買うと「クル・シネェ・インテ・ビヘール(いつもあなたが健康(幸せ)でありますように)」って言われたり、果物屋さんで「アハレーン(ようこそ)」と言われたり・・・しかも自分の中に『帰ってきた』感もあり・・・なんかちょっと落ち着いたりする。そーいえばギリシャで「シリアで働いてるの?もっと良い国があるんじゃない?」とか言われてちょっとカチンときたっけ・・・やっぱり俺はこの国が好きなんだろーねー
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