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勝手な妄想(ギリシャパート3)

アテネの考古学博物館でのこと。
とにかくデカイ建物の中に沢山の彫刻や陶器などが展示されている。全部見るのに駆け足でも3時間くらいかかった。

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博物館内には写真のような彫刻がいっぱい。そのたくましさに『かっこえぇ』とウキウキしてました。
ただワタクシ、こういった物へあんまり興味が無い。というか飽きが早い。20分くらい見ているうちにみんな大して差がないように思えてくる。そして各部屋にある長い英語の解説。途中からは読む気ゼロ。

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でもたまに見つけるこういった面白いものに心癒されてました。特に左。有り得ません。レゲエだ。南国少年パプワくんに出てきそう。

そしてそのうち俺は流れで一人遊びを始めた。展示してある彫刻に勝手に物語をつけ始めたのさ。根は暗いんです。

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こんなんとか。

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こんな感じに。

ここはそういう意味ではひとり遊びの宝庫。たまに彫刻を見ながらちょっと吹き出す。自分の世界を一人旅。
そんないい気分で次の部屋へ行こうとした瞬間。こいつが!!

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俺はコイツを忘れるためにギリシャに来たのに!あのバカなシリア人の若者どもから俺は今までで何度この言葉を聞いただろうか?「チン・チャン・チョン」。アジア人蔑視の言葉。多い日には1日10回くらい言われる。昔は戦ったがもう随分前に怒る気も失せた。
しかしこの不意打ちに俺はカチンときてしまった。そして大きく舌打ち。シリアではよくやります。それが博物館員の人しかいなかったので思いのほか響いた。館員の女性の怪訝な顔。忘れません。あーあくまで自分の妄想上での出来事に勝手に腹を立てたんですよ。
おそらくこれ。朝にホテルでアラビア語を話したせいだと思われる。
しかもその後この『チン・チャン・チョンこま犬』結構至るとこに出てきやがって。価値のある彫刻だかなんだか知らないが、少し削ってやろうかと思った。

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最後に。一番ムカついたのが違う博物館で見たコイツです。なんせ高みから見下ろしていやがったからさ。今書いてても猛烈に不愉快です。

-解説-
ヤッバーニー(ヤバーニー):日本人
しゃっきーしぇーん:ジャッキー・チェン
シィーニー:中国人
ちなみにチンチャンチョンには色々バリエーションがある。崩してくるやつほどバカにしていることが多い。
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旅の目的と達成度(ギリシャパート2)

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俺は今回のギリシャ旅行に3つの目的を持っていった。
1:食べ物にお金をケチらない
2:姉の入籍祝いを買う
3:アラビア語を話さない
ギリシャの歴史や叡智に触れようとかそんなものはネェ。もちろん行きましたよ。パルテノン神殿とか遺跡とか。今度書くけどそりゃー素晴らしかった。でもそれは向こうに行ってから気が付いた事。シリアで考えていたものは上の3つだった。

では各達成度。
今回の旅で一番金をかけたのは食べ物。なので100点満点。
今まで行った所は今回を含めて13の国と地域。そのほとんどが物価が安い国。正直行く前はギリシャで食べ物にお金を使えるか不安だった。自分を含め、今まで何度もバックパッカー呼ばれる人々が「今日はお金を使っておいしいものを食べてくる!!」と言って宿を出、1時間後に「やっぱり使えなかった。店に入れなかった。」と惨敗して帰ってくるのを経験・目撃してるから。

いまいちピンと来ない人もいるかもしれない。でもいざ店の前に立つと「ホントに俺は今コレが食いたいのか?ここに金を使ってもいいのか?いつも食べてるものが絶対に食べたくないわけじゃない。今回のお金はもっと後にとっておいても・・・」と思ってしまうのです。そしていつも大体使っている1日の平均のお金を超えてしまうことに心のどこかで怯えているのです。

しかし今回の俺は違った。物価が安いのでシリアではあまり我慢しないという癖がついたというのと、ユーロの価値に頭が切り替わらなかったというのが理由だろう。日本食を食べてビール飲んで24ユーロ(3300円)とか普通だった。でもそれに見合うだけのうまいものを食べたのさ。シリア隊員の中では密かに有名なアテネにある『風林火山』と言う日本食のお店で、お刺身がいっぱい乗ったチラシ寿司、揚げ出し豆腐、カツカレー、豚チャーハンなどキリンビールと共にたいらげ、韓国料理屋ではビビンバ、プルコギ、キムチなどをたらふくと。

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そしてこのお店。SOYA(素家)。
最近新しく出来た日本食材屋さん。オーナーはギリシャで自分がデザインしたアクセサリーを売る『Alissos』というお店を持つ日本人女性。ギリシャ在住日本人の声に応えて日本食材を扱いだしたらしい。

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日本食、シリアにも売ってる事は売っている。でもこの店はすごい。シリアでは手の届かないものが沢山です。特に日本酒の品揃えはうらやましいの一言。本当は1升ビンで『鬼ごろし』を買いたかったがビンなので断念。でも1.8リットルの箱に入った日本酒をお買い上げ。そのほか羊かんとかラーメンとか柴漬けとか。シリアにいる日本人には何よりのギリシャ土産でしょう。

ちなみにこの店で見た日本人客はサウジからの家族連れと、エジプトからの家族連れ。俺も含めてみんな中東かい・・・おそらく巡礼月(ハッジ)のお休みを利用してきてるんだろうと思われる。コレを見ている中近東の隊員のみなさん。ギリシャに行った際には必ずお立ち寄りを。新しい店なのでまだあの有名ガイドブックには載ってませんが、上記『風林火山』の在る通りを少し下っていって100メートルくらいです。癒されます。

姉のお祝いに関してはこの前の記事(1月11日『ついにこの日が』http://sasataku.blog16.fc2.com/blog-entry-47.html)の写真にあるとおり。散々迷ったけどきちんと買いました。でもコレは100点ではない。なんせまだ一番問題となるであろう『郵送』の問題が残ってるんで。最悪、今度日本に帰る人に託します。

そして問題は・・・アラビア語だった。
逃げ切れなかった。早くも旅行2日目にして・・・
アテネの宿で一緒になったイギリス人の女の子が「スタッフにスペイン語を話す人がいる」とは言ってました。しかしこやつ、実はスペイン人とシリア人のハーフのヨルダン生まれだった。朝起きてカウンターで鍵を渡すと「ショクラン(アラビア語で『ありがとう』)」とか言い出した。宿の人には俺がシリアでボランティアしてるのを言っていたので『あーちょっと知ってる単語を言ったんだな』と思い「インテ・ティヒキー・ルガ・アラビー?(アラビア語を話すのか?)」と鎌かけ。分かるわけあるまい。
そしたら予想外にも「エエ・ウンミー・スーリーエ(ああ。私の母親はシリア人なんだ)」とさ。奇襲。
あぁ・・・マジで・・・アラビア語かい・・・。しかもちょっとした盛り上がりをみせた会話。周りの人には暗号。俺がギリシャ語を話すと勘違いしているやつもいた。
彼は言う。「お前のアラビア語はシリア訛りだな」と。『やっぱ分かるんだ』と思うと共に、以外にも心の中に生まれた密かな喜び。俺の中にシリアへの小さな愛国心が生まれている!?

久々のシャバの空気(ギリシャパート1)

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これから数回に分けてギリシャ紀行を載せていきます。何回になるかは俺もわからない。

まず。アテネの空港から超田舎モン状態。みなさんAEMって知ってます?ATMはご存知の通り「現金自動預け払い機」。でもAEMは?なんと自動で両替をしてくれるのだ。俺はどうしても使いたかった。レートがすぐそこにある銀行より悪いにもかかわらず。
そして手持ちのドルを入れて出てきたユーロ。自動で開閉する取り出し口に出てきました。しかしここで俺は困ったのさ。
『一度手を入れて戻したらドアが閉まってしまうのではないだろうか?』と。コインもある。紙幣もある。一度に取リ出すのは難しい。でも迷ってたら閉まっちゃうかも・・・
そこで俺は考えた。まず、右手を入れてお札をキャッチ。そして右手を出す瞬間にすばやく左手を挿入、コイン奪取。頭がいい。

今、冷静になって考えれば別に閉まりゃしないさ。でもシリアからたった2時間半のフライトで降り立ったギリシャ。俺はその短い時間内に起こった科学技術の差についていけなかった。

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久々の『都市』の魔力。
そりゃーシリアのダマスカスだって相当デカイ。でもそういう意味じゃなくてなんていうか建物の高さとか店とか。色んなストリートパフォーマーとか出し物とかも。歩くだけで楽しい

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マック・スタバ・ケンタッキー。その他SUBWAYとかエスプリとかラコステとか・・・。あと何が楽しいかってスーパーマーケット。色んなものが置いてあって目移りします。

そしてなんと言っても『豚食べ放題』。これが最高。
シリアでもどうにか手には入る。でもイスラムが多い国では量も質もかなり限られているのさ。
しかしここギリシャは違う。豚がいたるところにブーブー。豚を串に刺して焼いたものが気軽にスタンドで食べられる。味付けはシンプルに塩と胡椒。豚の味が大いに楽しめる。夢のような国だ・・・
お土産に買った豚製品6キロ超。額にして50ユーロ(7000円)ほど。スーパーのおばちゃんにレジで失笑をかう。しかし俺は誇らしかった。シリアでは仲間たちが豚に飢えている。

しかしこんなものはまだ序の口。ギリシャはもっともっとすごかった。あーー書くこといっぱいあるなー。

ついにこの日が

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姉が本日入籍しました。
昔書いた記事に結婚するということは書きました(2005年8月12日『結婚ラッシュ』http://sasataku.blog16.fc2.com/blog-entry-10.html)がついにこの日が来たというわけです。式自体は6月になんとフィジーで挙げるとな・・・

旦那さんはまだ会ったことがありません。
俺がシリアに旅立ってから出会った人らしいので。まだ見ぬ俺の義理の兄。義理の兄と弟・・・これは『義兄弟』と略してもいいのか!?
どんな人なんだろう・・・どきどきです。なんせ親戚になるわけですから。まぁ来年の4月までお預けですな。

ギリシャにて姉貴にささやかなお祝いの品を買いました。でもギリシャからはジュエリー品は郵便局からの郵送ができず、郵送会社も「おそらく受取人に税金がかかります」とな。贈り物貰って税金払うのもねぇ・・・
なので無謀にもシリアに持って帰ってきてしまった。でもどーすんべ?とりあえず事務所のシリア人スタッフたちの叡智に頼ります。

これから今までの人生で一番難しい作文が待ち受けています。タイトル「姉へのお祝いの手紙」。1日仕事になりそうです。

年末年始のお祭り騒ぎ

年末年始。地中海沿岸の都市ラタキアで過ごしました。
目的は『大花火大会』と『お魚祭り』。お魚祭りは2ヶ月ほど前にやったものを再現(http://sasataku.blog16.fc2.com/blog-entry-33.html参照)。今回はデカマグロは無かったけど違う種類の3・4キロほどの小さなマグロを買いました。

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でもメインはエビ!!取れたて新鮮、生で食って最高でした。

花火は別に誰かがボンボン打ち上げてくれる代物ではない。自分たちで爆竹・ロケット花火類を打ち鳴らすのさ。
シリアでは普段、花火類は禁止です。入手もかなり困難です。ワケは知りませんが火薬だからか?花火崩して集めれば爆発物になるもんね。そりゃーここの政府が黙っては無いさ。

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まぁとにかく、ラタキア在住の先輩隊員が2ヶ月くらい前からコツコツと買い集めてくれていた花火、約300ドル相当。先ほど『爆竹・ロケット花火』と書きましたが、想像しているものとは恐らく違います。1発1発が『重い』。爆発のたびに空気が沈み、肩にのしかかる。

ここラタキアにはルールがあります。『花火をやっていいのは年が明けた瞬間の12時から1時までの1時間だけ。』というもの。この1時間に全神経を集中です。まぁフライングもしたけど大体守った。

んで、いざ始まったのはいいんだが、あまりにも浮かれてしまってあの1時間自分が何をしてたのかあまり覚えていない。一番すごかったのはゴルフボールより一回り大きい玉を打ち上げるやつ。玉はふんだんに20発くらいあった。「タンホイザー準備・・発射!!」とかいいつつビルの合間をぬって打ち上げ花火。迷惑この上ない。だって人んちの窓のあたりで打ち上げの花火が爆発すんだから。でもこの1時間は無礼講。許されたはず。
ちなみにタンホイザーとは今シリアの協力隊の一部でなぜか流行りだした『ガンダム』の最新版に出てくる宇宙戦艦のビーム砲の名前です。もーどーでもいいでしょ?

とにかくこんな感じではしゃぎまくってあっという間に1時間。「あんなにはしゃいでるTAKUは初めて見た」と言われましたわ。
来年も是非是非。

言うの忘れてた

明けましておめでとうございます。
昨日は地中海沿いの町ラタキアでお魚&花火祭りしてました。
良い年始を迎えられたと思います。今年1年は何事も無ければずーーーっとシリアですが、みなさんの励まし、手助け、援助物資などに支えられることとなりましょう。今年もよろしくお願いいたします。そして皆さんにとって良い年になりますように!

タイムリミットは20分

いつもギリギリ。動き出しが遅いのか?予想不可能なことが起こりすぎるのか?楽観的過ぎなのか?清掃プロジェクト第1回目はそんな感じだった。でも沢山の支えがあってなんとか形にはなったと思います。

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現在、毎月の地域清掃を通して環境意識の向上を図るためのプロジェクトが動き出しました。2時間弱の時間の中にさまざまなアトラクションを織り交ぜ、ラジオ体操のようなスタンプカード(写真)やスタンプの数に応じたプレゼントも用意。そういったもので客を引き、その流れで清掃をしつつゴミを捨てないことを気が付かせてゆくという、文面のみではかなり完成されているこの計画。でもそんなうまく行くわけがない。

誤算だったことは沢山ある。
でも1番は『シリア人の集中力への認識の甘さ』だった。

当日は公園内で遊んでいる家族連れなどもターゲットにしていたのでどうしても集まるのに時間差があります。日本ではそういう場合、15分待ってもらうとか可能そうだけれどもシリアではそうもいかないとは予想。そこで同じ協力隊員で幼児教育に携わる隊員に、先に集まった子どもたちを飽きさせないための『引き付け』を担当してもらいました。
ものすごい良くやってくれました。そしてその集客力はハンパない。

始めは何をやってもシリア人は遠巻きに見ているだけ。↓
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しかし10分後にはこんな感じに。↓
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あーカリスマだ。と感心した瞬間です。

しかしさらに10分後。ある1人がこそっと教えてくれる。
「子どもたちが飽きはじめている」と。
傍目にはそうは見えなかった。でも彼女たちはそれを察知。

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そこで俺は予定していた時間を大幅に繰り上げて紙芝居に移行したわけさ。
しかしこの大幅な繰上げで運営側は混乱。その間にやるはずだったお手伝いをしてくれる隊員やシリア人への説明の時間が満足に取れなくなった。申し訳ない。

さらに清掃の時間。これも40分ほどを予定していたのだが、20分を過ぎた時点でシリア人参加者に飽きが・・・
20分。この線がどうやら限界らしい。早すぎる。

でも何だかんだで180人ほどが参加。そのうち日本人は30人ほどだけだからかなりいい数字。
ただ最初に行ったとおり、これは『毎月清掃』。これからも続きます。20分を1単位で計画を練り直し。さらにスタンプカードを持ってくる2回目参加者がどれほど来るか・・・楽しみです。
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